私が設定した周辺Interfaceの基本設計
最終:2018.10.14
1.Serial-port
Com1~9をPhysical-Port用、Com10~13をVSPE用に割り当てる。これは、思考の混乱を避け、
Physical-Portの増減等でVSPEの設定に影響を与えないため。明確に区分した方が後々混乱しない。
Com1 Physical-Port PCのDSUB9(232C)Portで、Logger32のVSCからリバースケーブルで
SteppIRのSDA-100に接続してSteppIRの監視制御 9600-8N1
Com2 Physical-Port USBで、新規開発したSDR-59に接続。ExpertSDR2のCATをCI-Vに変換して入出力
周辺機器の周波数トラッキング用
SPEの1.3K-FA、SteppIRのSDA100を接続 9600-8N1
ICOMのトランシーバーを接続すれば周波数とModeが追従する。IC-PW1も当然OK。
Com3 特殊Port PC内のOn Bord Intel AMTでReserved
Com4 Physical-Port USB接続 RTC-59に接続、Rotatorの方位監視制御 9600-8N1
Com5 Physical-Port USB接続 Winkeyer USBを接続 CWの送信Interface 9600-8N1
Com6 Physical-Port USB接続 Winkeyer USBのPort2 (予備)
Com7 Physical-Port USB接続 リニアアンプ(SPE 1.3K-FA)の監視制御 9600-8N1
Com8~9 Physical-Port用 空き(予備)
以下は、VSPEを使った仮想Serial-port間接続です。Baudrateは、全て9600-8N1に統一した
Com10 ExpertSDR2のVertual-Serial-port(SunSDR2proのCAT)をバインドする
Com10とCom11をSpllitor接続 Com11にlogger32、WSJT-X等の複数APをCAT接続
Com11とCom2をRedirect接続 Com2は周辺機器にCAT情報をCI-Vに翻訳して渡す(上記)
Com12とCom13をPare設定 Com12をExpertSDR2(SunSDR2proのPTT)のPTT制御入力に割り当て
Com13にPCアプリのPTTをバインドする
[VSPE設定上の注意]
(1) VSPEのBaudrateは、Defaultが19200bps 8N1 です。私は混乱を避けるため全てを9600bps 8N1
に統一
VSPEで作成した仮想Port間の通信は、PC内のプロセス間通信だからBaud-rateが異なっても
通信できますがRedirectするフィジカルPort(下記ではCOM2)は実際のBaud-rateに
設定しないと外部機器との通信ができません。
(2) RTSとDTRの設定
下記の例で、PTT設定をRTS、DTR両方に☑をしているがRTSだけ☑が好ましい?。
RTSはPTT、DTRはCWのKeyingに使うのが一般的です。
(3) ExpertSDR2が起動する以前にVSPEが起動完了している必要がある
PC起動時にVSPEを自動起動して画面を最小化しましょう。 設定はこちら
VSPEの設定 COM1はSteppIR(SDA100)の監視制御に使ったのでCOM2に変更しています。
Expert SDR2のCAT設定 View logに☑を入れるとCATの通信状態がMonitorできます
2.Sound Interface
VAC(Vertual Audio Cable)は、Sound-Driverとして動作するので、PCにLogon時に自動起動します。
VSC5~8は、PCにI/Q信号を接続するために設定したがCWskimmerはSDCを使うことにしたので未使用です。
SDCは、Expertが開発したTCI-Interface(SunSDR2proには実装済み)で接続します。
SunSDR2proの前面6.3mmジャックの受信音の(L/R)をVoIPアプリに接続
〃 MIC入力ジャック SSB送信音をMonoでVoIPアプリに接続
PCにUSB-SOUND moduleを接続して、これに接続した。
これは、リモート運用でVoIPアプリを使い、受信音を聞くのと、SSBの送信音を送るためです。
リモート運用をしない場合は、ヘッドセットをつないで使えば良いですね。
以下はVAC(Vertual Audio Cable)での仮想接続(PC内で、Procces間接続)
[2018.10.14] Line3~8は使わないので削除しました
Line1 SunSDR2proのRX1-Sound出力 MMTTY、WSJT-X等へ受信音を接続
Line2 〃 RX1-Sound入力 MMTTY、WSJT-X等から変調入力を接続
Pileup時のCall用にVoice Keyerの出力を接続
Line3削除 〃 RX2-Sound出力 MMTTY、WSJT-X等受信音を接続
Line4削除 〃 RX2-Sound入力 MMTTY、WSJT-X等の変調入力を接続
Line5削除 〃 RX1-I/Q出力 未使用
Line6削除 〃 RX1-受信音用 未使用
Line7削除 〃 RX2-I/Q出力 未使用
Line8削除 〃 RX2-受信音用 未使用
Line9 〃 Line3に変更 Sound-Interface PC内のOn Bord Soundを接続
VSCの設定は、次のDigital通信Modeの設定に書いています。私、オリジナルの最適化設定と思います。
3.10MHz基準周波数発振器
周波数精度を各社のフラグシップ以上にするものです。記事はこちら
4.ExtCtlを使うためのインタフェース
冷却FANの自動動作、リニアアンプのPTT、アンテナ自動切替に使うためのフォトMOSリレー基板です。 記事はこちら
5.ExpertSDR2のCATを他社機器に接続するInterface装置
ExpertSDR2のCATをICOMのCI-V、Yaesuの4Bitバンド情報に変換して入出力する。
私は、CI-Vの接続でSPEの1.3K-FAとSteppIR(SDA100)に接続して周波数Tracking動作をさせています。 記事はこちら