PCとInstallしたProgram

     SunSDR2pro用PCにInstallしたProgram           最終:1020.09.18
1.使うPC
   hpのWS、Z220-SFFを使うことにした。CPU:Xeon E3-1270v2、RAM:8GB、Graphic:Quadro600です。
    ヤフオクで企業からのリースバックを¥2万程度で落札して、HDDをSSDの240GBに交換。
   第2世代i5のDesktop-PCでやろうとしたら、RX2を起動できなかったです。かなりCPU-Powerが必要?。
   Clock2.2GHzのLaptop-PCでやって見たらFT8の受信Decode時にCPU使用率が100%の頭打ち!!
   2019.11 WSをZ240 sffに更改。OSは、最新のWin10Pro64Bit、Ver1909にUP済
   このWork Stationは、On Bord にIntel AMTを持っているので、OSに無関係にブラウザ接続で電源ON/OFF
   再起動やFanの回転数、各部の電圧モニターなどもできます。
   [注意]スペックの低いPCでは、FT8が使えない  解説は次のPage

2.ExpertSDR2のInstall
   メーカーのHPからDownloadする。32Bit、64Bit版の両方があるので必要により指定
   https://eesdr.com/en/products-en/transceivers-en/sunsdr2pro-en#downloads
  私がDownloadした最新版は、
   [2017.12] ExpertSDR2 v.1.2.0 RC3 です。RCだから、まだ発展途上のようです。
         Installと初期設定は特に問題なし。
   [2018.4] ExpertSDR2 x64 v.1.2.0 RC7 SunSDR2 pro にUpdate。
         Installerがしっかりしていて上書きでできる。
   [2018.5.18] ExpertSDR2 x64 v.1.2.0 SunSDR2 pro にUpdate
         v.1.2.0 は、RCがとれてRerease版になり64Bit版が追加になっていました。
    [2019.12.05]  ExpertSDR2 x64 v.1.3.1Update3 にUpdate。  上書きInstallする。
    Updateは、VC++を入れるか聞いてくるので[Yes]。旧Versionの削除を聞いてくるので[Yes]
     Versionupして起動すると、SunSDR2proのFirmwareのUpdateを聞いてくるので[Yes]
     FirmwareのUpdate後に、各Band、Modeの再設定と周波数、Sound-cardの再設定が必要です。
   Sound関連(VAC)の設定画面が次のように変更になっています。次が新しい設定です。
    Device-Tab内にあったSoundが新たなVACのTabに移動されて、様式も変わっています。
   [2020.09.18] ExpertSDR2 x64 v.1.3.1Update6 にUpdate。  上書きInstallする。
    Update は、VC++を入れるか聞いてくるので[Yes]。旧Versionの削除を聞いてくるので[Yes]
    Versionupして起動すると、SunSDR2proのFirmwareのUpdateを聞いてくるので[Yes]
     今回は、再設定が不要でした。



3.VSPE(Virtual Serial Port Emulator)をDownload購入 設定はこちら
  SunSDR2proのCAT(仮想シリアルポート)に周辺アプリと機器を接続するのに必須です。
  64bit版をDownload。 http://www.eterlogic.com/Products.VSPE.html
  Installは、特に問題なし。設定が解りづらくて大変でした。
 [2019.12.05]June.23.2019からAug.17.2019(Ver 0.941.5.134)にUpdate Downloadして、
   Setp64_64.msiを実行-[Yes]⇒[Change]⇒[Next]⇒[Change]⇒ 再起動
    これで、以前の設定が残っていて正常起動しました。
     設定変更は、管理者実行が必須

4.VAC(Virtual Audio Cable)をDownload購入  設定はこちら
  SunSDR2proの仮想Sound入出力とアプリ間のSoundを接続するのに必須です。
  Download http://ntonyx.com/download.htm
   Installは、特に問題なし。設定が解りづらくて大変でした。
  SSBの受信音を聞くのと変調音は全面のプラグインに、PCアプリのSoundは全てVACのLine1とLine2に接続します。
  [2018.6.5] SDC(software defined connectors) v10.50をInstallしてTestしていたらVACが
         動作不良になった。やむなく削除して、VACをV4.15から最新のv4.50に入れ直した。
  [2019.12.05] VACをV4.50から最新のv4.60(16.11.0.18)にUpdateしました。Updateは、
       デバイスマネージャーを開き⇒サウンド⇒VACのプロパティ⇒デバイスのアンインストール
       デバイスのアンインストールは、Registryを残すこと。
       DownloadしたSetup64.exeを実行して、v4.60をInstallする。
        設定変更は、管理者実行が必須

5.Logger32のInstallと設定
   これも、通常の方法で問題なしでした。CAT情報の授受は、VSPEを介して行います。
   Winkeyer USBの接続ですがWinkeyで認識しないが、Winkey2の設定で正常に動作

6.MMTTYのInstallと設定
   これも、通常の方法で問題なしでした。CAT情報の授受は、VSPEを介して行います。
   フィジカル・ハードウェアで、Logger32と同じPortでCAT接続するとコリジョンで使えないが
   VSPEで、CATのPC内でのプロセス間通信ではコリジョンが発生しませんでした。良かったーー!!
   送受信音は、VSCのLine1とLine2に接続します。

7.WSJT-XとJTDXのInstallと設定   設定一般はこのPageに記載
   これも、通常の方法で問題なしでした。CAT情報の授受は、VSPEを介して行います。
   フィジカル・ハードウェアで、Logger32と同じPortでCAT接続するとコリジョンで使えないが
   VSPEで、CATのプロセス間通信ではコリジョンが発生しませんでした。
   使うことはないでしょうが同時にLogger32、WSJT-X、JTDXの4つをSunSDR2の仮想シリアルPortに
   接続しても問題なく動きました。送受信音は、VSCのLine1とLine2に接続します。
   [超重要] 最初、JTDXとWSJT-XのRadio設定でModeをUSBに設定しました。
       この設定では、DIGUのModeが使えません。
       原因は、JTDXとWSJT-Xが送信時にCATでDIGU(MD9)をUSB(MD2)に強制的に切替てしまう。
       CAT連動なしなら、この事象は当然起こりません。
       JTDXとWSJT-XのRadio設定で、Modeは必ずNoneに設定すること
   最初は、仕方なくUSB設定で使っていましたが、SSB運用時にCOMPとPROCが使えないで
   困っていましたがこれで解決しました(^o^)

8.CW-SkimmerのInstallと設定 [下記のSDCを使うことにしたので削除した]
   CW-Skimmerなるものは聞いていましたが使うのは初です。ExpertSDR2から受信情報を渡すのに、
   受信音とI/Q信号の2つの方法があります。
   受信音だと狭い帯域(3KHz幅程度)しかDecodeできないので、I/Q信号をExpertSDR2から
   VAC経由で渡すことになります。
   最近のDX-Pedition でSplit時は10KHz以上に広がるので3KHz帯域では不足です。
   この、CW-SkimmerでExpertSDR2との同期設定が解りにくいです。
   EDCからの情報でSDC(software defined connectors)を知りDownloadして評価した。
   本家のCW-Skimmerより周波数がSunSDR2proと完全同期し使い易いのでSDCを使います。
   本家のCW-Skimmerは、購入したが削除、買わなきゃよかった!!

9.Voice-KeyerのInstallと設定
   並みの1KW局は、PileupのCALL時に自分が叫んでいたら喉が壊れてしまう。何を使うか色々と調べて、
   K9DUR Voice Keyer を使わせていただくことにした。Free-Softで金持ちはDonationの受付。
   Douwload は、http://k9dur.info/voice_keyer.html から。取説のPDFも読みましょう。
   非常によくできたソフトですが、再生に使う.WAVファイルを録音する機能がない。
   v5.2.1をInstallし、その後Version5.3.0にupして、これの出力をVSC2に接続した。


   録音ソフトは、audacity を使うことにした。窓の杜からもDownload できます。
   コールサイン3種類、Your 59 Thank you、Your 59 This is Call-sign Thank you、等を録音した。


10.SDC(software defined connectors) v10.50のInstallと設定
   [2019.5.30] 次から新しいWindowsの64Bit版Version10.65がDownloadできます。
         このページの親Pageは、こちら 32Bit版のLinkもあります。
   [2018.6.5] EDCからSDCなるソフトがあるとの情報をいただきv10.50をDownload、Install して評価開始
   取説を3日がかりで読んでも、理解できない!! VAC、VSPE、CW-Skimmerの代替えになりそうだ。
   評価中に、VACが正常に動作しなくなってVACを再Install、VAC、VSPEの代替え機能は諦めて、
   CW-Skimmerの機能だけを使う。その後、VAC、VSPEの代替え機能はないことが判った。
   周波数軸がExpertSDR2のVFOと連動するので本家CW-Skimmerより使いやすい。
   [2018.6.9]SDC内のCW-Skimmer機能はご本家より使いやすいです。
    周波数がSunSDR2proと完全に連携しているので非常に使いやすい!!
    SDCを起動しておけば、ExpertSDR2でModeをCWにすると自動的にPopupし、CW以外にすると
    画面から消える!! この機能は良いです(^o^)
   ここからは、2018.9.12現在で最新のv10.62について追記です。
  InstallはDefaultで問題なしです。各項目を設定したら[SAVE]のクリックとProfile保存を必ず行う
 (1) Setup画面の設定 CW Skimmer機能だけを使うので、次の設定にしました。
   Move to ….. に☑を入れると起動したらタスクトレイに入り、CWモードにするとCW SkimmerがPopupします。


 (2) TCI画面の設定  SunSDR2proとSDC間の通信はTCIで行います
   [注意]ExpertSDR2のOption画面でTCIの設定がしてないと接続できません。


 (3) SKM Server画面の設定
  ①Grobal Setup画面 赤枠内を変更、Profileを作って保存すること。☑Special Call … の?は全てを表示の指定


  ②Skmmers画面 Profileを作って保存。下部はVFO-ABかAだけかの選択。StartをクリックするとWaterfall画面


 ③Waterfall画面の例 Waterfall画面とVFO-AのCW-Decode画面の例、VFO-A、B両方も表示できます。

 

ExpertSDR2のVF0と完全連動しているので、Call SignをクリックするとVFOがその周波数になり、次のDecode画面も連動する!!
マウスでUP/DOWNすると表示周波数もExpertSDR2と連動します。
Excelent !!
Decode画面は、VFO-A/B両方も表示できる。

11.BGARTCのInstall
  JA5BGAさんに作ってもらった、Rotator-controlのRTC-59を制御するAPの初期Versionです。

 [2018.6.25]周辺機器(リニアアンプ、SteppIRのSDA100等)との接続Interface装置も完成
 [2018.9.6]松江市のリモートシャックに持って行って設置し、実戦投入しました。
      期待通り、受信性能がTS-590Gよりはるかに良さそう。やったね!(^o^)
 [2018.9.12] やってみて感じたのは
  PC内の送受信機Program(ExpertSDR2)の物理Serial-portは、CAT用のSerial-portだけで
  他の音(Sound)とCATの接続は、PC内で仮想(Virtual)空間でのプロセス間通信なので頭の中が大混乱!!
  大変でした。
  受信機のノイズフロアーが単体で-140dBmです。驚異的なLow-Noiseです。
  受信のATT、PreAmpをON/OFFした時に、受信音のNoise量が変化しない!! 驚きました。
  よく見ると、ATT、PreAmpを切換えるとノイズフロアーが少しだけ変化していました。