アンテナ自動切替インターフェースANT-57 Rev.4の頒布 最終2021.11.26
[2014.09.23] 周波数範囲と出力番号の定義、表示アンテナ名、ボーレートをユーザーがコマンドで変更
できる(コマンドモード)ように、バージョンアップをしました。
既userには、Emailで連絡いただければ無償でCPUの交換に応じます。
[2018.10.12]追記:各接点出力に複数の周波数範囲を設定することはできません。
[2019.10.14]Sold out ありがとうございます。近日中に追加作成用の基板を発注します。
[2019.10.28]頒布を再開します。基板20枚が入荷し、制作しました。
[2021.6.15]プログラムVer5.1でYaesu FT-101/991・A(CAT周波数9Bytes)に対応しました。
切換出力デバイスは、フォトカップラーはやめてフォトモスリレーだけにしました。
[2022.4.23]10枚追加作成 [2023.1.15]10枚追加作成 [2023.8.24]10枚追加作成
要望があるので、ハードウエアRev.4を作成しました。
1.過去のVirsionとのハードウエアの違いとプログラム
(1) RS-232C~TTLの変換ICを内蔵
Kenwood、Yaesuのトランシーバーをお使いの方に対応するため、基板上に変換ICを追加しました。
(2) 出力をオプトカップラーに変更
出力をダーリントン・トランジスタ(TOSHIBAのTD62083APG)からオプトカップラーに変更しました。
Ver.1:小型電磁リレー、Ver.2:フォトカップラまたはフォトモスリレー、Ver3:ダーリントン・トランジスタ でした。
(3) 動作表示にI2C接続の液晶パネルを採用
今回、動作表示にI2C接続の液晶パネルを採用しました。これに伴い、ブザーの鳴動は止めました。
液晶パネルが不要の場合は除いても動作上の問題はありません。(機器内部に取り付ける場合等)
(4) プログラムVer4.3で、動作条件をCPU内のEEPROMに持たせてUSERが自由に変更できるようにしました。
詳しくは、新しい取説を見てください。Programでメーカーと機種判定を行ったことで、ICOM、Yaesu、
Kenwood、Elecraftに共通に使えるようになりました。⇒プログラムVer5.1で変更
2.仕様
(1) 対応するトランシーバー
お使いのトランシーバーが対応しているか不明の場合は末尾のリンクからEmailで問い合わせてください。
ICOM:CI-V対応機(3.5mmΦのコネクターを持つ機種)
KenwoodおよびYaesu:RS232C接続で、AI1;、AI2;、FA;、IF;のコマンド対応機種
ElecraftのK2,K3,KX3はKenwoodと同等のため、対応しているはずですが実機確認が未了です。
(2) 制御出力
12個の出力。ただし出力12は、起動時に数回、瞬間ONになります(実害はあまりないとは思いますが)。
(3) 制御出力のドライブ能力
TLP222A-2 耐圧:60V、出力電流:500mA これは、絶対最大規格です。AC、DCリレーともにOK
アンテナリレーがDCリレーの場合は、必ず逆起電力吸収用のダイオードを付けてください。これは必須です。
(4) 基板サイズ 10cm×8cm
(5) 起動時間 電源ONから3秒程度。
3.機能動作
(1) ICOM、kenwood、Yaesuのトランシーバーから取得した周波数情報を解析して、指定した周波数
範囲に対応する出力をONにします。 接続は、
ICOM:装置裏のCI-V(3.5mmΦ Mono jack)に接続する。トランシーブONに設定することが必須です。
(注)CT17は、設計に誤りがあるので改造しないと使えません。
Kenwood、Yaesu:装置裏のDSUB9オスに接続する。
(2) 接続されたトランシーバーの個別機種対応
ICOMは、ショートピンの設定で、Kenwood(Elecraft)とYaesuは機器IDによりProgramで自動判定する。
[2019.11.28]YAESUインターフェイス(SCU-17)を使っていて、「ANT-57との共用ができない」と相談がありました。
対策として、Firmwareの変更で、Kenwood(Elecraft)とYaesuのメーカーと機種判定をしないVersionを作りました。
ICOMとKenwoodまたはYaesuのどちらかが対応のVersionです。
このVersionは、RXDとGNDだけをCATにパラ接続をしてRXDの受信だけでTXDは使いません。
TRXのCATからIF;とFA;の応答を受信したら動作します。
このため、PCのLoggingソフト等のアプリがIF;かFA;コマンドを送りこれの応答情報で動作します。
SCU-17以外のこの種のUBS接続の物にも対応可能と思っています。
PCからAI;コマンドを送れば、ICOMのCI-Vと同様に状態変化した時の放送を受信して正常に動きます。
このFirmwareのVersionをご希望の方は、頒布依頼の際に記載してください。
(3) USBでPCに接続してLoggingソフト等を使う場合
Kenwood、Yaesuの場合は、周波数等の情報取得に[IF;]または[AI*;]コマンドを使っているLogging
ソフト等(Logger32、Hamlog、SteppIR等)と共存可能です。プログラムでコリジョン防止の対応を
行っています。 ICOMの場合、コリジョン防止対策はPCアプリに依存します。
4.頒布物品
(1) CPU基板
Programを書き込んでお渡しします。プログラムは、ICOM、KenwoodおよびYaesuのいずれも共通。
(2) コネクタおよび配線材料
次の写真(I2C液晶基板+接続ケーブル、USB-ABケーブル、出力の接続リボンケーブル)
これ以外にTRXのCI-V、CAT接続用の3.5mmΦコネクタと232CのDSUB9コネクタも付けています。
(3) オプションのRS232Cストレートケーブル
線長は約1.2mのDSUB9メスーメス,232Cストレートケーブルです。
必要な方は頒布依頼の本文に追記してください。1本¥500にします。
5.配線組立資料
次のリンクに置いています。
取説・接続説明書 接続図 基板回路図
[2021.6.15]プログラムVer5.1でYaesu FT-101/991・A(CAT周波数9Bytes)に対応しました。
ハードウェア―は、4.Xと同じで変更はありません。ショートピンの設定を次のように変更しました。
ショートピンの設定は、1番ショート:コマンドモード、 2番ショート:ICOM,Open:Yaesu,Kenwood
3番ショート:Yaesu,Open:その他、 4番ショート:YaesuのCAT周波数9Bytes、Open:その他
4番ショートで全出力OFF(Ver4)が必要の方は、頒布依頼にその旨を書いてください。
コマンドモードの使い方は、プログラムVer4.xと同じです。
6.コマンドモードで使用する簡易ターミナルソフト
JA5BGAさんにターミナルソフトを作っていただきました。次のリンクからダウンロード、解凍して使ってください。
Installは必要ありません。置くDirectoryはどこでも良いです。BGA_TERM.EXEを実行します。
BGA_Termのダウンロードはこちらから
もちろん、RS232CTOOL.EXE等の汎用ターミナルソフトでも問題なく使えます。
RS232Cテストツールは、VectorからDown Loadできます。
7.頒布申込 在庫残数6枚。
頒布額は、 8,500円 送料込みです。発送は、クリックポストを使います。
次をEmailに貼り付けて必要事項を記入して、送付ください。速やかに返信します。
(1) Subject
HP・アンテナ切替インタフェースRev4の頒布申込
(2) 本文
お名前: 郵便番号: 住所: コールサイン: 電話番号:
接続するトランシーバーメーカー:ICOM YAESU Kenwood Elecraft の別 機種名:
液晶表示のバックライト色:青/黄緑/おまかせ の別 表示はこんな感じ
8.Emailでの連絡、申し込みは次のリンクから
ホームページからの連絡・申込 ←クリックして!!
メーラーが開かない場合は次のアドレス(アットマークを半角小文字に変更してください)
ja4buaアットマークict-kuwa.net