SunSDR2proを入手

ExpertのSunSDR2proを入手しました。
                                     最終:2017.12.04
 

0.入手の動機
  以前から、リモートシャックで使うトランシーバーは、コンパネがなくて全ての操作をPCからRig-control Softで操作できれば良いと
  思っていました。その分、安いのがないか探していた。
  先日、昨春にFT4JAのPeditionを行ったフランスチームからのEmailで、来春に予定している3B7AのPedition で、SunSDR2pro+SPEの
  1.3K-FAを使うと書かれていました。
  調べてみると独立したSDR送受信機2組を持ち、2つの受信機はさらにサブ受信機も持っていて4波の同時受信ができる。
  送信出力は15Wで、SPE1.3K-FAをDriveするには十分な送信出力です。
  私が使っているリニアアンプSPE1.3K-FAは、約7WのDrive-Powerで1KW出力です。
  コンパネなしで、サイズは手のひらに乗る。昔あったアルミの平べったい弁当箱サイズにヒートシンクが載っている!!
  私がTS-590Gを使っていて、一番困っているのは、Pedition 時のSplitで2波の同時受信ができないことでした。
  SunSDR2pro+SPEの1.3K-FAで、全ての問題解決ができそうなので、入手して評価することにした。
  お兄さん格の一体型のMB-1もありますが、コンパネが付いていて、Windows-PC内蔵です。値段も3倍(¥60万)以上です。
1.入手にあたってどこから買うか
  Webで調べているうちに日本語のPageがあり開いてみるとエレクトロデザイン(EDC)のPageでした。
  価格比較をするとEUの代理店で購入するより安い!!。 何かあってもサポート依頼が楽だ。
  即、ポチってしまった!!
  EDCが最近、代理店として輸入を開始されたようです。在庫があり、翌々日には手元に到着した。
  多分、代理店として入荷した最初のものだろうと思います。価格は約¥20万。
  後で知ったのですが、竹田さんのH&Cハムショップも代理店として扱いだしたようです。
  他に、Net購入でVSPE(Virtual Serial Port Emulator)とVAC(Virtual Audio Cable)が必須で、これが、両方で約¥1万必要です。
2.SunSDR2pro どんなもの?
  近年出だしたSDRトランシーバーです。ICOMのIC-7300、7610等と基本的に違うのは、無線機としてのコンパネがなくて、
  コンパネとMAIN-CPU部分を外部のPCアプリにしてLAN接続で使う仕様です。
  サイズは超小さくて、手のひらに乗ります。 うーーん、DX-Pediに持って行くのにBestです。
  私のリモートシャックでの要求条件にぴったりのように思えます。
3,PCとSunSDR2proをLAN接続をして設定
 (1) 使うPC
   hpのWS、Z220-SFFを使うことにした。CPU:Xeon E31270v2、RAM:8GB、Graphic:Quadro600です。
   第2世代i5のDesktop-PCでやろうとしたら、RX2を起動できなかったです。かなりCPU-Powerが必要。
   OSは、最新のWin10Pro64Bit、Ver1709をClean-Install。 
 (2) SunSDR2のInstall
   メーカーのHPからDownloadする。 https://eesdr.com/en/products-en/transceivers-en/sunsdr2pro-en#downloads
   私がDownloadした最新版は、 ExpertSDR2 v.1.2.0 RC です。RCだから、まだ発展途上のようです。
  Installと初期設定は特に問題なし。
 (3) 次にVSPE(Virtual Serial Port Emulator)を購入
  SunSDR2のCAT(仮想シリアルポート)に周辺アプリをバインドするのに必須です。
  64bit版をDownload。 http://www.eterlogic.com/Products.VSPE.html
  Installは、特に問題なし。設定が解りづらくて大変でした。
 (4) VAC(Virtual Audio Cable)をDownload.購入
  SunSDR2の仮想音声入出力と他のアプリ間の音、CW-SKIMMERにI/Q信号を渡すのに必須です。
   Installは、特に問題なし。設定が解りづらくて大変でした。
 (5) Logger32のInstallと設定
   これも、通常の方法で問題なしでした。CAT情報の授受は、VSPEを介して行います。
 (6) MMTTYのInstallと設定
    これも、通常の方法で問題なしでした。CAT情報の授受は、VSPEを介して行います。
   リアル・ハードウェアで、Logger32と同じPortでCAT接続するとコリジョンで使えないが
   VSPEで、CATのプロセス間通信ではコリジョンが発生しませんでした。良かったーー!!
 (7) WSJT-XのInstallと設定
    これも、通常の方法で問題なしでした。CAT情報の授受は、VSPEを介して行います。
   リアル・ハードウェアで、Logger32と同じPortでCAT接続するとコリジョンで使えないが
   VSPEで、CATのプロセス間通信ではコリジョンが発生しませんでした。良かったーー!!
   ただし、使うことはないでしょうがLogger32、MMTTY、WSJT-Xの3つをSunSDR2の仮想
   シリアルPortに同時に接続するとErrorで使えない。
 (8) CW-SkimmerのInstallと設定
   CW-Skimmerなるものは聞いていましたが使うのは初です。SunSDR2から受信情報を渡すのに、受信音とI/Q信号の2つの方法があります。
   受信音だと狭い帯域しかDecodeできないので、I/Q信号をSunSDR2からVAC経由で渡すことになります。
   この、CW-Skimmerの設定が大変でした。
   PC内の送受信機(SunSDR2)Programの物理portは、CAT用のDSUB8(232C)だけで他の音とCATの接続は仮想(Virtual)空間
での接続なので頭の中が大混乱!! 大変でした。

ここまでの設定が終わり、20m用の軒下Dipoleを接続して使ってみました。
うん、性能は期待通りです。ただし、操作が非常に複雑で慣れるのに時間がかかるでしょう。
   個々の設定は、順を追って解説していきます。
 
4.周辺機器のInterface装置の検討・作成
  SunSDR2のCATがPCのDSUB9(232C)に出力できるので、これで外部機器のトラッキングを行う。
  CATの周波数情報が必要な機器は、①リニアアンプ(SPE 1.3K-FA)②SteppIRのSDA-100 ③アンテナ自動切替機(ANT-57)の3つです。
  SunSDR2proのDSUB15にもアンテナ切替用出力があるが、Band単位の出力で細かな分割ができないので使わないことにした。
  これらは、CAT(KenwoodのTS-480コンパチ)をICOMのCI-Vに変換して接続するInterfaceを開発します。
  すでに、開発済みのKenwood⇒ICOM(CI-V)のインタープリタ基板(LIF-59)があるのでこれを流用すれば良いでしょう。
  ローテーター・インタフェース(RTC-59)は、単独でUSB接続をすれば問題なし。
  Logger32内のVSC(Vertual SteppIR-Controller)は、USBを232C変換をしてSDA100に接続する。