Expert SunSDR2Pro を入手しました

                                最終:2018.10.7
  [2018.9.5] Main RigをTS-590GからExpertの Sun SDR2 pro に更改、実戦投入しました。
 PCの画面はこんな感じです。遠隔操作する画面も同じです。画面は20mでFT8の通信状態です。
ANTはSteppIR-4Eleです。この状態でノイズフロアーが-120dBm以下、Decode局数がすごい数!!
  [2018.10.15]  FT8で、TS-590Gの時と送受のS/N比較すると相手から送られてくるS/Nが思ったより悪い。
   よく考えるとそれだけ、自分が使っている環境の受信S/Nが良くなったって事ですね(^o^)
 私は、全ての運用が松江市郊外の田舎に設置したリモートシャックを約170Km離れた広島市の自宅からの運用です。

0.入手の動機
  以前から、リモートシャックで使うトランシーバーは、コンパネがなくて全ての操作をPCからRig-control Softで操作できれば
  良いと思っていました。その分、高機能でコストパフォーマンスが良いものがないか探していた。
  2017年秋に、2015年春にFT4JAのPeditionを行ったフランスチームからのEmailで、来春に予定している3B7AのPedition は、
  SunSDR2proとリニアアンプは、SPEの1.3K-FAを使うと書かれていました。
  2018年4月の3B7A Pedi-Video HAMフェアー2018のFEDXPブースで流したのと同じのようです。

   調べてみると独立したSDR送受信機2組を持ち、2つの受信機はさらにサブ受信機も持っていて4波の同時受信ができる。
  送信出力は15Wで、SPE1.3K-FAをDriveするには十分な送信出力です。
  私も使っているリニアアンプSPE1.3K-FAは、10W弱のDrive-Powerで1KW出力です。
  コンパネなしで、サイズは手のひらに乗る。昔あったアルミの平べったい弁当箱サイズにヒートシンクが載っている!!
  私がTS-590Gを使っていて、一番困っていたのは、Pedition 時のSplitで2波の同時受信ができないことでした。
  SunSDR2pro+SPEの1.3K-FAで、全ての問題解決ができそうなので、入手して評価することにした。
  お兄さん格の一体型のMB-1もありますが、コンパネが付いていて、Windows-PC内蔵です。値段も3倍(¥60万)以上です。
  MB-1のCPUはIntel® Core™ i5-6400T 2.2GHz 画面表示はHD Graphics 530でLaptop-PC並みのスペックです。
  Desktop用のCPUなので交換は可能と思います。第6世代のi5で一応Quad-core、4Threadですが。
  買わないけど、私なら、最初からi7のClock3.5GHz程度で8Threadの物に交換して使うでしょう。エアーフローは心配ですが。
  でも、値段が1/3弱のSunSDR2pro+PCの方が自由度があり、送信出力は15wあれば十分なのでこちらにしました。
  送信出力以外の電気的性能は全く同じなのです。
  MB-1の画面出力は、HDMIとDP(Display Port)で、アナログとDVIは持っていません。
   
1.入手にあたってどこから買うか
  Webで調べているうちに日本語のPageがあり開いてみるとエレクトロデザイン(EDC)のPageでした。
  価格比較をするとEUの代理店で購入するより安い!!。 何かあってもサポート依頼が楽だ。
  即(2017.11.10)、ポチってしまった!!
  EDCが最近、代理店として輸入を開始されたようです。在庫があり、翌々日には手元に到着した。
  上に載っているのは、追加した冷却用FANです。冷却なしだと室温20℃で受信中でもお風呂の適温41℃!!
  室温27℃では受信中でも温泉卵が作れる 51℃!! 受信時でも15v1A=15Wの発熱で冷却用FANが必須
  
FANはPC用の14Cm静音FAN。DC12V、0.12A、1000rpm、64.8CFMです。
  下は、自作した周辺機器のInterface装置です。名前は、SDR-59にしました(^o^)

   多分、代理店として入荷した最初のものだろうと思います。価格は込々で約¥20万。
  後で知ったのですが、竹田さんのH&Cハムショップも代理店として扱いだしたようです。
  他に、Net購入でVSPE(Virtual Serial Port Emulator)とVAC(Virtual Audio Cable)が必須で、これが、
  両方で約¥1万必要です。
  さらに、CW-Skimmerも。これらは、全て有償でDownloadしましたがCW-Skimmerは途中で削除
  [2018.6.10] CW-Skimmerは、Free-SoftでUT4LWさんが提供しているSDC(software defined connectors) 
        v10.50に変更。こちらが使い易くてお勧め。[2018.9.12] v10.62に更新


2.SunSDR2pro どんなもの?
  近年出だしたSDRトランシーバーです。ICOMのIC-7300、7610等と基本的に違うのは、無線機としてのコンパネがなくて、
  コンパネとMAIN-CPU部分を外部のPCアプリにしてLAN接続で使う仕様です。
  サイズは超小さくて、手のひらに乗ります。 うーーん、DX-Pediに持って行くのにBestです。
  2018年4月に3B7AのDX-Peditionを行ったフランスチームが使ったのもこれです。
 (QSO数は7万超で大成功、1KWの5波同時運用でも受信のブロッキングがなかったのは驚異的な性能です)

  私のリモートシャックでの要求条件にぴったりのように思えます。

3.使えるように作業開始
   早速、英語版のドキュメントを全てDownload、同梱されていた日本語ドキュメントと合わせて読みだした。
  翌日から、手元にあったHPのWSで、Z220-sffに関連softをInstallと設定を開始した。
  うーーーん、超複雑。私の英語解読力のなさとロシア人が書いた英語のドキュメント!!

  私は一応、情報通信技術のProなので、対応ができましたが一般の方には相当親切な日本語の解説書がないと
  対応できないだろうと思います。
  私が設定した以下の記事を見て、同じ設定で動き出すようにするだけでも最低1週間はかかるでしょう。

  [注意]記載内容は、評価途中なので変更する場合があります。LinkはOK、転載厳禁。

 私がInstallと設定をした内容を順次、記事としてupしました。
0.全体構成図
  計画した全体の資料  全体構成図   SDR2周辺接続図 Interface基本設計
1.使ったPCとInstallしたProgram
  [注意]低スペックのPCではFT8等が使えません  次のPageに記載  
2.初期設定

   Expert SDR2画面説明  ExpertSDR2のOption設定 Digital Mode の通信設定 
3.周辺装置の製作
  私は、次の、(1),(2),(3)を一つの箱に入れました。上記の写真SDR-59です。
  (1) CATに各社の機器を接続するインタフェースの制作
    フィジカルPortのCATを使う 外部機器制御Interface を制作しました。
    Expert MB1にIC-PW1やVL-1000等を接続するのにも必須のToolですね。
  (2) ExtCtlコネクタ(MiniDSUB15)への外部機器接続インタフェースの制作
    ExtCtlコネクタにオープンコレクタで出力されるBand情報等を使って、
     アンテナ切替、リニアアンプのPTT、冷却Fanの自動ON/OFFを行う。

  (3) 10MHz基準発振器の作成
    SunSDR2proとMB1の周波数精度は、仕様を見ると0.5ppmになっています。中級機なみです。
    裏面に10MHz基準周波数の入力端子を持っているので、周波数精度を上げるために
    OCXOを使った10MHz基準発振器を作りました。内部の10MHz基準発振波形より、
    明らかに違うきれいな信号になり大成功です。
記事はこちら
  (4) 電源ケーブル
    ドロッパー型で13.8Vの電源でテストしていましたが、試しに15v5Aの東芝ラップトップPC用
    スイッチング電源を購入し、
接続して見ました。Noiseがどうかと心配しましたが問題なしです。
    SunSDR2proの電源プラグはTE Connectivity(AMP) の172167-1、コンタクトピンは170361-1です。
    RSオンラインの品番は、483-8578680-5050
4.2018.9現在で未実施
  現状のリモート運用では、RDPでリモート接続をして運用しています。
  Expert Remote ServerとExpert Remote Clientにも興味がありますがRC版とAlpha版なので
  正規のリリース版が出れば評価するつもりです。
5.現状での要改善点と問題点

  要改善点と問題点はこちら