リモートシャック運用のDXCCルール

   リモートシャック運用は、DXCCルールではどうなっているの?
                                      最終2015.6.12

リモートシャックを使ってDXer復帰して4カ月経った。Logを見るとQSO数約500、DXCC-worked:
120entity、Confirm:74entityになった。Locationが山村の谷間にしては、上出来か??
(1972~1975年頃の20歳代後半時期のQSOは除いています)
気になってきた、「リモートシャック運用は、DXCCルールではどうなっているの?」
早速、ARRLのHPを開いてみると次のように書かれている。

About the DXCC Rules
Section I. Basic Rules – v) – 9.
All stations must be contacted from the same DXCC entity.
The location of any station shall be defined as the location of the transmitter.
For the purpose of DXCC credit,
all transmitters and receivers must be located within a 500-meter diameter circle,
excluding antennas.

1.同じ DXCC のエンティティからのQSOじゃないとダメ・・・・・引っ越ししてもJAPAN-Entity内なら
  OKって事ですね。1970年代の岡山DXG時代の物も有効で加算できる。
  コール・エリアが変わって、Call-signが複数になっても問題ないって事ですね。 
2.場所は、送信機の場所として定義しなければなりません
  うん、これもQSL-cardに書いてあるか、LoTWに登録で問題ないですね。
3.全ての送信機と受信機は、直径500mの円内に位置すること。アンテナは除く
  これも一般的に問題ないですね。裏山にアンテナを建てて、同軸で500m引いてきても良いんだ。
  ただし、注意点は、都市部の自宅でNoiseが多くて受信できないので、250m以上離れた場所に
  受信局を作り、Internet経由(他の回線手段も含む)で受信して、QSOした場合は、DXCCの申請には
  認められない、これで申請した場合はルール違反になりますね。
  最近、ソーラー発電等のInverter-Noise等がひどいので、遠隔の受信局が欲しいとかの話を
  聞きますが注意が必要ですね。
  フロリダの受信局を使って、日本から送信してカリブ海とQSOしたものは、DXCCには無効って事ですね。
  逆に、リモート運用の場合に運用操作する場所は、DXCCのルール上は、どこからでも問題ないですね。
  ただし、国内の駆けつけ時間が、3時間以内の条件はあります。

  最近、リモート運用の相談を受けることが多いので、上記の確認をしました。
  皆さん、ルールを守って、悔いのない(後暗い事をしない)楽しいハムライフを送りましょう。
  私は、日本文化で一番美しいのは「マナーとモラルが良い」事と思っています。
  (長年、バックパッカーとして、色々な国に行って庶民生活に溶け込んでみて感じます)